6人以下の室内楽曲

«メビウス・リング»
(2003) pour piano solo

委嘱:クランクシュプーレン音楽祭
初演:2003年9月13日、インスブルック(クランクシュプーレン音楽祭)
Pf.  ニコラス・ホッジス
演奏時間:13分
出版:Breitkopf & Härtel

メビウス・リングとは、帯の一端を180度ひねってもう一方の端と留めた輪のことで、この帯状の輪の表面上を辿ると、常に同じ表面上にありながら、ひねった 帯の裏と表を絶えず行き来するというパラドックスを発見したドイツの数学者アウグスト・フェルディナント・メビウスの名にちなんで名付けられました。
私の《メビウス・リング》は、冒頭提示される拍動リズムに基づく変奏曲の連なりで、各変奏ごとにその拍動リズムから遠ざかろうとするものの、姿や速度を変えつつ常に原点に戻ってきてしまうというプロセスを繰り返します。

望月 京

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